癌と心

癌でも長生きする心の3つのポイント

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が癌に影響するという話がある。

精神腫瘍免疫学という比較的新しい分野だ。

その分野で癌と心の関係で3つのポイントがある。

1、癌になりやすい性格がある。そして事前に知っていれば予防もできる。

2、ストレスが免疫力を落とし、癌になりやすくなる。免疫力は簡単なことで良くなる。

3、癌と言われた後の反応で寿命が短くも長くもなる。そして寿命をのばす方法もある。

以下、詳しく見ていこう。

 

1、癌になりやすい性格とは?

 

多くの研究の結果、癌になりやすい性格があると言われている。

テモショックらのタイプCというパーソナリティーが有名である。

温和で自己主張が弱く、協調的で忍耐強く、調和を重んじ葛藤を避け、従順で防衛的

つまり忍耐強い草食系みたいな感じである。

その他の研究でも以下が癌になりやすいという。

①自分の感情を抑え込み、強い感情的な反応を極端に避ける

②ストレスにうまく対応できずに絶望感や無力感が強い

 

以上の研究は癌になった後の人の性格と癌になっていない人の性格を比べている。

癌になったから性格が変わったのではないかという意見があり、研究がさらに行われた。

いくつかの研究グループが癌や病気になっていない人を追跡して調べた。

アイゼンクらの研究が有名で、かれらは人を4つの性格(パーソナリティー)に分類した。

①、幸せを自分の外に求め、ストレスに対して静かに絶望的、無力的になる

②、幸せを自分の外に求め、ストレスに対して攻撃的になる

③、①と②の両方を持っている、時に静かに、時に攻撃的になる

④、幸せを自分のうちに求める、自律性を持っている

さらにこのグループをストレスの少ないグループと多いグループに分けた。

そして1972年から1982年まで癌で亡くなった人を調べた。

性格とストレスと癌

ストレスが低いグループでも高いグループでも性格①が癌での死亡率が高い。

癌だけでなく全体的に生きている確率も低くなっている。

性格④は癌での亡くなる人は一人もいなかった。

結論として、

①依存的で、何かを失った時に感情を表に出さずに心の傷として無力感や絶望的になる人は

がんにかかりやすい

②ストレスが強いほど癌を含めてどのような病気であれ、早く死にやすい

③自立性の高い人は癌に限らずにどんな病気にもなりにくい

この研究はあまりにもきれいな結果が出たために、国際的な専門家による調査が行われ、偽りが

ないことが確認されている。

では癌になりやすい性格にあてはまる私はどうしよう?

と思った人にも良いお知らせがある。

さらにこの研究では心のケア(心理療法)を行うことである程度予防できる結果が出ている。

癌性格の心理療法

性格①の半分の人に30時間の心理療法を行うことで、行わなかった人たちよりも明らかに

癌になる人、亡くなる人はが少なかったという結論になっている。

グループでの心のケア、教科書を使った読書療法というのも改善効果があるようだ。

 

2、ストレスで癌が大きくなる?

 

ストレスは免疫力に大きな影響を及ぼすことが知られている。

例えば、以下のような例がある。

・夫や妻を亡くした人は、免疫力(リンパ球やNK細胞)が弱くなり風邪にもかかりやすくなる。

・試験中の学生は免疫力(免疫グロブリンIgA)が弱くなり、特に孤独感の強い学生では免疫力が

大きく下がった。

このようなストレスが大きい人は、小さい人に比べて癌になる人が多い。

(先ほどの図参照)

免疫力が弱くなることで、癌が大きくなりやすくなる。

 

これも予防することはできる。

普段からストレスを感じやすい人、風邪を引きやすい人はよく笑うことを意識しよう。

特にお笑いやコント、コメディーのDVDを多く見よう。

笑うことで免疫力(NK細胞)が2時間でも良くなる。

詳細は↓

 

3、癌と言われた後の反応で寿命が変わる?

 

癌と言われた後の反応で寿命が変わる研究もある。

1985年にランセットという一流雑誌で載った研究だ。

早期の乳癌の人を集めて、3ヶ月後に自分の癌をどう思っているか4つのグループで分けた。

A、癌と言われても負けずに、勝とうと思った

B、病気を拒否して、癌という言葉を避け、聞き入れずに逃避

C、静かな態度で冷静に受け止め、治療を医師任せにした

D、絶望的になり、死んでしまうと思い込み、おびえる

告知後の心理と余命

図のように10年後には4倍の差がついている。

 

同時にこの研究では、早期の乳癌では大きさや治療では寿命はあまり変わらずに、精神的な影響が

最も大きかったと報告している。

癌の予後を決定する要因

これも予防することはできる。

アメリカのスピーゲルという人が行った研究がある。

他の場所まで広がった(転移)乳癌の人にカウンセリングやディスカッションを行った。

心理療法と余命

すると行わなかった人に比べて2倍、長生きした。

他の学者も別に研究を行い、それぞれカウセリングなどだけで寿命が良くなったことを報告している。

 

今回参照した本はこちら

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コメント

  1. メグナンデス より:

    私は5年前に大腸癌の告知を受けました。
    妻の方が、まるで人生が終わった
    かのような、顔をしていました。
    手術を受けて5年間何も無ければ、
    再発の可能性はほとんど無くなる。
    といわれました。
    手術の後、変わったのは考え方でした。
    我慢しない。したい事はする。
    気を使い過ぎない。
    再発の可能性が1番高い2年が過ぎ、
    後、7ヶ月で5年です。
    仕事と趣味を続けていて良かった。
    仲間と楽しんで笑って過ごせて、
    本当に良かった。

    1. 大場 修治 より:

      コメントありがとうございます。
      癌になる以前よりも、今は元気で楽しい人生かもしれませんね。
      癌は「厳しい教師」と例えられることもあります。
      その厳しい先生の教えに気付くことで、より良い人生が生きれます。
      つまり「癌に色々と教えられた」ということが多くあります。
      身体に合わないものの食べ過ぎ、良くない生活習慣、我慢しすぎなどなどです。
      我慢しすぎずに、仕事・趣味・仲間と楽しみ感謝しているとあと7か月もあっという間だと思います。
      また無事に5年過ぎましたらご連絡をお待ちしています。

  2. より:

    いいなあ・・・。
    私は先月初めにACCと診断されました。
    ステージは3になりかけた2、その時点では転移なし(胸部レントゲン、リンパ血液検査、PET)
    手術で顎を上半分歯茎ごと失いますが、取って5年何もなければ、とは言われませんでした。
    70歳でも過ぎてたらそれでも万々歳だけど、その半分の年齢です・・・。

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