癌の予防・改善効果のある食材

まわりにある癌の予防・改善効果のある食材8つ

Pocket

 

毎月、毎年のように癌の改善効果のある食材がテレビで報道されている。

ほとんどの場合はそういった食材は、普段みかけない珍しい、値段の高い食材が多い。

今回は身のまわりにある癌の予防・改善効果のある食材を8個紹介しよう。

 

1、番茶

 

番茶に含まれる緑茶カテキン(EGCG)はラットでの癌予防効果が認められている。

 

癌になるマウスに緑茶カテキンを含む飲み水を与えると3分の1以下になる。

(埼玉県立がんセンター、藤木博太郎医師ら)

人間では番茶1日10杯程度の量である。

 

海外研究でも強い発癌物質を投与したマウスの発癌率が90%以上であったのが、

水代わりに番茶を飲ませたグループは癌が42~44%と半分以下であった。

発癌物質投与後も番茶を飲ませ続けたマウスの発癌率は37~40%とさらに

低かった。

(米国ラトガーズ大学、アラン・コーニー博士)

 

緑茶成分でラットの大腸癌を予防する効果もある。

お茶のポリフェノールを0.01%入れた飲料水をラットに飲ませると、発癌率が

水だけのグループが77%だったのに対して、38%と半分まで減った。

(京都府立大学、山根博士ら)

 

1973年の厚生労働省人口動態統計で緑茶を多く飲む地域は胃がんが少ないことが

分かった。

お茶の多く取れる静岡県は全国平均の80.8%、中川根町20.8と5分の1に

激減していた。

(静岡県立大学、小国伊太郎博士)

 

お茶カテキンは発癌の過程のほとんどを抑える。

1、発癌物質に作用し発癌性をなくす

2、発癌物質と結合し細胞内に入れない

3、発癌物質による突然変異を防ぐ

4、突然変異を起こっても正常に戻す

5、発生から進展、進行まで各段階を抑える

 

緑茶の癌抑制効果は

・ラットの食道、大腸、胃、乳、小腸癌

・マウスの十二指腸、胃、大腸、肝臓、肺、皮膚癌

に及んでいる。

2、ゴマ

 

ゴマには抗酸化作用があり、東洋医学でも臓器の調子を整え元気になると書かれている。

 

ラットの皮膚癌に対して、黒ゴマ培養抽出液を塗ることで癌が100%から40%まで

抑えられている。

(『ゴマーその科学と機能性』)

 

3、のり

 

のりにも癌を抑える作用が報告されている

 

発癌物質を注射されたグループで、のりを食べていないグループでは70%のラットに

10個の大腸癌があったが、のりを食べていたグループでは20%に2個の大腸癌が

あっただけであった。3分の1~5分の1以下に抑えられていた。

 

生まれつき乳癌になりやすいマウスの餌にのりをまぜて実験してみると、餌にのりを

まぜないマウスには80%乳癌ができていたのに対して、のりをまぜているマウスには

30%にしか乳癌ができていなかった。8分の3に抑えられていた。

 

4、梅干し

 

梅干しには胃癌の原因になっているピロリ菌を抑えてくれる。

ピロリ菌がいると胃癌が5倍以上になると言われている。

(愛知ガンセンター研究所、稲田健一氏らの動物実験)

 

試験管のピロリ菌に濃度1%の梅肉エキスを加えると、加えない場合に比べて

2.4%に激減していた。40分の1以下である。

 

5、大豆、みそ汁

 

大豆だけでもアメリカ国立癌研究所発表の癌予防効果の高い食品群で最上位に

挙げられている。

 

大豆成分のイソフラボンが女性ホルモンに似ていて、前立腺癌のホルモン剤に

似ていることから、前立腺癌の予防・改善効果が期待されている。

 

イソフラボンが女性ホルモンに似ていることから乳癌を悪化させる可能性が心配

されたが、中国の乳癌になったあとの大豆の食べる量が再発や死亡率を下げる

ことが複数の研究で分かった。

(2009年JAMA、2011年Cancer Epidemiol Biomarkers Prev.、

2012年Am J Clin Nurt.)

 

さらにみそ汁には以下の癌抑制作用が認められている。

みそ汁を飲まない人に比べて、毎日みそ汁を飲む人は男性で33%癌が少なく、

女性では32%癌が少ない。

(『大豆の凄い薬効』宙出版)

 

みそを食べていると肝臓癌が1/3に減る。

脂肪酸エステルが発癌物質を無毒化する。

(広島大学原爆放射能医学研究所、伊藤教授)

 

具の野菜の多いみそ汁を食べている岩手県三陸町は胃癌で死亡する確率が

6割程度となっている。

 

乳癌ではみそ汁が一日に一杯以下の人に比べて、二杯の人は発生率が26%

少なく、3杯以上では40%も発生が少なかった。

(厚労省研究班の報告)

 

原爆の被害があった長崎では、原爆が落とされたところから1.8kmという近い

ところにあった聖フランシスコ病院ではわかめのみそ汁と玄米を食べていた

従業員で原爆症が誰も出なかったという記載もある。

(秋月辰一郎医師著、『体質と食物』)

 

実際にマウスの実験で10日前からみそを食べさせていると、有害な放射性物質を

体内に入れても3時間で半分を外に出していた、という研究がある。

(広島大学原爆放射能医学研究所、伊藤教授)

 

6、しいたけ

 

しいたけには以下の癌の抑制効果が認められている。

 

成分のレンチナンは癌の委縮、延命効果、リンパ球活性化に効果がある。

 

干ししいたけには43%の食物繊維が含まれていて、大腸癌を予防してくれる。

 

しいたけに含まれるβ(ベータ)グルカンは癌の抑制効果があり、体の免疫力を

高める。

他のきのこ類のレイシやアガリクスなどが有名でサプリメントで売っているが、

しいたけにも含まれる。

 

天日干しの干ししいたけにはビタミンDが多く含まれる。

アメリカでは癌で血液中のビタミンDが少ない人にはサプリメントのビタミンDを

飲ませることもある。

癌予防のためにもビタミンDを食べ物から取っておいたほうが良い。

 

7、海藻(ひじきやわかめ、こんぶ、もずく)

 

海藻にも以下の癌抑制作用が認められている。

 

北里大学の山本一郎教授らの実験

腸の発癌物質を投与したラットに海藻の粉末・抽出物を混ぜると混ぜない

場合に比べて30~70%も癌が少なかった。

三重大学の野田宏行教授らも似たような実験を行っている。

35%以上も癌を抑えた海藻が23種類あったと報告している。

 

昆布で有名な北海道の北海道大学理学部の報告

毎日昆布を食べる割合が33%と最も高かった静内町は大腸癌やポリープが

11%だったのに対して、最も低い1.7%の浜中町では33%であった。

 

海藻にもきのこと同じβグルカンが多く含まれている。

βグルカンは免疫力を高める効果がある。

 

もずくの成分「フコイダン」は癌のサプリメントとして売られている。

もずくは沖縄が日本では有名だが、それよりもトンガ産のもずくが良いらしい。

これも免疫力を高める効果がある。

 

沖縄では知り合いが、スムージーに沖縄の薬草やモズクを混ぜることで骨に

まで進行した前立腺癌をわずか数カ月で改善している実例がある。

 

8、りんごやレモン

 

リンゴやレモンの繊維で大腸癌が1/3までになる報告がある。

 

大腸癌になるラットにリンゴの繊維成分ペクチンを10%混ぜると癌の発生が43%、

20%混ぜると1/3に激減する。

レモン繊維ペクチンを混ぜると70%に抑えられた。

(富山医科薬科大学、田沢助教授ら)

 

最後に

 

身のまわりには癌を予防する・改善する食材は多い。

これらのありふれた食材を日常に取り入れて癌を予防・改善していこう。

 

参考文献・引用文献

ガンにならないゾ!宣言〈PART1〉番茶のがぶ飲み、ゴマの黒がけ、海苔のバカ食い

ガンにならないゾ!宣言〈PART2〉世界も注目 これぞ驚異の和食パワー

がん「五人の名医(光、空気、水、土、食物)」に生かされて―余命半年から30年、末期の「絨毛がん」から生還

   最後の本は詳しく書かれているので中級者以上向け

 

Pocket

ガン改善のためのドクター大場の無料7日間講座、無料資料と動画つき

ガンを悪くさせないための7日間無料講座と

癌の予防・改善のための資料を無料配信中

 

さらに癌の予防・改善のための食事・生活習慣が載っている

・『癌が良くなる仕組み、悪くなる仕組み』のPDF(36ページ)

そして特に食事についての講演会

・『癌を予防する食事・改善する食事』の動画(1時間3分)

が無料で手に入ります。

ガンであなたや家族が困っている人、興味のある人は

下の「今すぐ資料を手に入れる」のボタンを押してください


今すぐ資料を手に入れる

コメントを残す

*