癌がひどくなってくると痛みが出てくる。
これはかなり痛くて、強い痛みどめの麻薬を使って抑えることも珍しくない。
今回は癌で痛みが出た時に改善する3つの方法を説明しよう。
それは
・笑い
・手当
・イメージ
である。
それぞれ詳しく説明していこう。
1、笑い
笑いには痛みを抑える効果がある。
アメリカのノーマン・カズンズは最初にこのことに気づいた人だ。
彼は硬直性脊椎炎という難病で痛みがひどくて強い痛み止めのモルヒネまで使っていたが、ぜんぜん良くならなかった。
ある日笑っていた間だけは痛みを忘れることができた。
このことをヒントにしてコメディーの映画を見るようになった。
コメディーを見ておもいっきり笑った後は2時間ほどは痛みを忘れることができた。
その後、笑いとビタミンCの点滴で自分の難病(当時は不治の病い、治らない病気だった)を治すことができた。
笑うことでベータエンドルフィンという脳のホルモンが出てくることが最近研究で分かった。
このベータエンドルフィンには強い痛み止めの麻薬のような効果がある。
さらには笑うことで免疫力をあげ、良い遺伝子が活発になることが知られている。
免疫力については お金をかけずに免疫力アップ3つの方法に書いている。
2、手当て
日本や海外に昔から伝わる手当というものがある。
たとえばゲルソン療法で痛みがひどい時にはコーヒー浣腸とひまし油しっぷが勧められている。
日本の東城百合子さんが伝えている昔からの手当では
・しょうがしっぷ
・豆腐パスタ、こんにゃくパスタ
などなど痛みや腫れ、赤みに対して効果がある。
上の本には胃癌、乳癌、前立腺癌、子宮癌、末期癌などの改善の話も載っている。
3、イメージ
イメージの力を使うことで、痛みが良くなるというと信じないかもしれない。
しかしサイモントン療法のワークショップに参加すると痛みが良くなる人が多い。
サイモントン療法についての詳しい話は今後書く予定である。
良く知りたい人は上の本を見ると分かりやすい。
痛みは自律神経の交感神経を刺激して、体をかたくしてさらに痛みを感じやすくする。
例えば深呼吸を繰り返してリラックスして自律神経の副交感神経を刺激するだけでも痛みが良くなる人もいる。
痛みどめを使いすぎると体への副作用もある。
上のような副作用のない痛みどめを活用して、痛みのない生活を送っていただきたい。